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「たれ」は和牛のようないいお肉には重たい?

2023.09.29

みなさんは和牛で焼肉をするとき、どのような調味料を使っていますか?
「和⽜のようなサシが⼊ったいいお⾁で焼⾁をする時に、たれが重たく感じて塩やワサビを使って食べる方が増えている」
ある日の商品開発会議で、社員からこんな声が上がりました。

確かに年齢を重ねると、いいお肉を食べる機会も増えてきて、たれを付けたお肉とごはんをかき込むなんて食べ方は減ってきたなと感じてしまう、そんな方も多いのではないでしょうか。それは、焼肉のたれを50年以上作ってきた私たちとしては、とても寂しい話です。

「どんなお肉でも焼肉には『たれ』が一番合うんです」と自信を持って言いたい。

この会話をきっかけに、「和牛焼肉のためのたれ」の開発チームが生まれました。
わたしたちは、和牛に合うたれを作るために、改めて和牛とはどのような特長をもった食材なのかを調査しました。そこで見えてきたのは、和牛のおいしさの特長は、「脂」由来のとろけるようなあまさと旨みだということです。
一般的な牛脂の融点は40~50℃ですが、和牛の脂はそれよりも10℃程度低いため口溶けがよいと言われています。これは、オレイン酸が豊富に含まれている事に関係しており、オレイン酸の作用によって、口に入れた瞬間の口溶けのよさや、旨みの強さが特長づけられています。
つまり、脂によるあまみと旨みが前面に出ているからこそ、塩やワサビといったシンプルでさっぱりと食べられる食べ方が好まれているのだと考えました。

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